毎日新聞VSネット
リンク: J-CASTニュース : 毎日新聞がネット書き込みに「法的措置」 騒動拡大、2ちゃんねるで「祭り」.
毎日新聞をめぐり、巨大掲示板「2ちゃんねる」などネット上で「大騒動」が起きている。同社の英語版ニュースサイトが少なくとも5年間に渡って「変態ニュース」を配信し続けていたことが発端だが、毎日新聞がこの問題にからんで「誹謗中傷の書き込みには法的措置を取る方針だ」と発表し、さらに騒動が拡大している
毎日新聞の英語版WEBサイトの内容が発端で、ネットと毎日新聞が全面戦争状態になっている。
毎日新聞は英語版WEBサイトの「Mainichi Daily News」のコーナー「WaiWai」上で
◆ 思春期の受験生の集中力を増すために母親はフェラチオで息子の性的欲望を解消する。
◆ 24時間オルガズムが止まらない病気で苦しむ日本人女性の数が増えている
◆ 日本人は食事の前にその材料となる動物と獣姦する
◆ 日本古来の米祭りはアダルトビデオ業界が「顔射」と呼ぶものに非常によく似ている
◆ 日本人の若い女性はファーストフードを食べると性的狂乱状態になる
◆ 日本人主婦は皆コインランドリーに附属のコインシャワーで売春している
◆ 日本のティーンたちはバイアグラを使ってウサギのようにセックスをする
◆ 日本の最新の流行 : 70歳の売春婦
◆ 老人の売春婦の人気にもかかわらず、日本では小学生の売春婦にも仕事がある
◆ 屋外でセックスをすれば、犬の散歩がもっと楽しいものになる
◆ 日本の女子高生は、刺激のためにノーブラ・ノーパンになる
◆ 日本人女性の55%は、出会ったその日に男と寝る
◆ 日本の看護婦は仕事場にバイブレーターを持参し、日常的にアナル研修に興ずる
(2ch・VIP板・毎日新聞に抗議活動!より引用)
等と報じた。
しかし、これら問題とされている記事自体は以前から問題を指摘されており、ネット上では以前から「ネタ」として扱われていた。では何故”いまさら”炎上したのだろうか。
きっかけはJ-castが6月20日に配信した「毎日新聞英語版サイト 「変態ニュース」を世界発信という記事だ。これが2chのニュー速+に掲載されたことで、まず最初の「小火」が起きた。
しかしこれだけでは普通に「毎日新聞はただの変態だった」で終わるはずであった。この小火に油を注いだのが毎日新聞の対応である。
まず毎日新聞は自身のWEBサイト上で「毎日新聞社:「WaiWai」問題で処分」という謝罪文を掲載した。関係者が処分され、変態ニュースは閉鎖されるなど、教科書どおりの炎上対策をしたのだが、余計な一言がついていた。それは「◇第三者機関に見解求める」と題された文末の
インターネット上には、今回の処分とは全く関係のない複数の女性記者、社員個人の人格を著しく誹謗(ひぼう)・中傷する映像や書き込みが相次いでいる。毎日新聞はこうした名誉を棄損するなど明らかな違法行為に対しては、法的措置を取る方針でいる。
の一文だ。「謝るときには素直に謝る」という鉄則をやぶり、いわゆる”逆ぎれ”と捉えられる一文を謝罪文に載せてしまった。
法的処置などは粛々とすすめればよくわざわざ公開する必要はない。しかもわざわざ謝罪文の文末に載せたということは毎日新聞側に真の謝罪の気持ちがないことの表れと捉えられても致し方ない。実際、変態記事を載せたことよりもこの法的処置に出るという予告そのものが火種となり”大炎上”へとつながった。2chではニュー速+やニュー速VIPといったネットイナゴがあつまる板にスレッドがたち、ニュー速+では7月2日の時点ですでに230スレッド(23万コメント)を越える大炎上となった。
この手の炎上はネタが投下されるたびに祭になる可能性がある。今後、実際に名誉毀損で訴えたなどのニュース、またその裁判の進捗が報じられるたびにスレッドがたち祭りになることが予想される。
ネットイナゴたちは毎日新聞に対してなにか恨みがあるわけでも利害関係があるわけでもない。そこに「えさ」があるから食いついているだけである。そのネット独特の感覚がわからないからこそ、変態記事を何年も垂れ流し、謝罪文に逆切れを載せてしまったのだろう。
マスメディアのネットリテラシーの低さを象徴する事件であったといえる。
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