ネットに見る”WBC”とその目的
3月25日に決勝戦をむかえたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。日本が延長の末に韓国をやぶり2006年大会に続いて連覇を達成した。
ネットも加熱ぎみで、延長10回のイチロー選手のヒットの際は2chのサーバーが飛んでしまうほどだった。また2日たったいまでも2chやハテナブックマークをはじめ、ネット上ではWBCの話題にことかかない。
しかし2日たってそのほとんどが韓国野球に関してのものだというのは非常に残念だ。
リンク: 【WBC】「日韓は本物のクラシックを繰り広げた」 中継局が絶賛 - MSN産経ニュース.
日韓は本物のクラシックを繰り広げた
たしかに韓国は周到な準備をしてWBCを盛りあげた。実際勝負際での強さがあったし、日本が本気にならなければ勝てない相手に成長していたことも確かである。
だが、ちょっとまってほしい。WBCの当初の目的、私たちが見たいと思っていたものは日韓の真剣勝負だったのだろうか?たしかに決勝戦はすばらし接戦だったが、それゆえに”日本と韓国がいい勝負をして優勝トロフィーを持ってくること”なんかには”何の価値もない”ということを皆忘れてしまっていないだろうか。
当初、韓国などは歯牙にもかからない”おまけ”であったはずだ。その証拠がイチローの30年発言であって、”勝って当たり前”の相手だった。
たしかに韓国の躍進振りは賞賛に値する。金監督の采配も見事だった。しかし、だからといって韓国勝った負けたということなどは、韓国野球にとっては歴史的な快挙かもしれないが、日本野球にとって何の意味もないということは変わらないはずだ。
WBCが始まった頃のことを思い出してほしい。WBCとはそもそも日本野球にとってどのような場であったか。
WBCとは「日本が本気のアメリカと真剣勝負ができる場」だったではなかったか。
日本のプロ野球はベーブルースの来日をきっかけに作れた。その恩人たるベーブのふるさとで”本気のアメリカに真っ向勝負を挑む”そして”アメリカに恩返しをする”というのが目的だったはずだ。
果たして2回のWBCで2度そのチャンスが訪れたが、1度目は負け、そして2度目は”本気でないアメリカ”に勝った。
だからまだWBCの真の目的は達していないと言える。
韓国が真剣に日本に挑むことで日本は韓国に本気で勝負するようになった。次は日本がアメリカを本気にさせる番だ。そして”本気のアメリカ”を倒してこそ、真の世界一を名乗る資格がある。
アメリカが本気にならない以上、あの金色のトロフィーには何の価値もないのだから。
リンク: 【WBC】連覇喜ぶ日本人大リーガー 米国には「本気でやって」 - MSN産経ニュース.
オリオールズの上原は、オープン戦登板を控えていたため、決勝のテレビ観戦は二回まで。優勝の瞬間を見られなかったが、「アジアの実力が証明された」と連覇を喜んだ。ベストメンバーが集まらずに敗れた米国については「本気でやってほしい」と注文を付けた。
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